首相、「早く質問しろよ」ヤジで謝罪へ 6月1日に

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首相、「早く質問しろよ」ヤジで謝罪へ 6月1日:朝日新聞デジタル

 

要約

28日、安倍晋三首相が安全保障関連法案を審議する衆院特別委員会で、民主党辻元清美氏に「早く質問しろよ」とヤジを飛ばした問題で、29日、自民党民主党維新の党の特別委理事による協議で、民主が首相の謝罪を要求し、自民が受け入れたため、首相が来月1日の特別委で謝罪することになった。謝罪の文言については1日の特別委の前に3党間で改めて協議し、民主がその内容を受け入れるかどうかを決める。

 

疑問

首相はなぜこんなにも単純な問題を起こしてしまったのであろうか。

また、謝罪の文言というものは首相自身が作成しなくては謝罪ではないのではないか。

 

意見

首相に限らず、どうして政治家は問題発言をしてしまうのか。

元々、政治家という職業柄、発言には大きな影響力があり、そのため発言不適切な点があると問題視されてしまうため、ある意味、言論の自由を奪われている憲法違反行為をされている被害者ではある。しかしながら、それは政治家にとって仕方のないことであるし、そういった内容の職業であるのはもはや誰にも変えることはできない。

ではどうすればよいのか。問題発言をしなければよいだけである。特に今回の発言は政治的意見が絡んだないようでもなくただの催促である。さすれば、言い方というものがあるのではないか。このような発言は挑発に過ぎず、各方面から叩かれてしまうことは明白である。

この日本という一国を背負う重大な人物であるのだから発言にはしっかりと責任を持ち、不適切な発言はすべきでないと感じる。

また、謝罪文言についても、首相という政治的立場故に仕方がないことなのかもしれないが、本来の謝罪というものは当事者本人の思いでなくてはならないはずである。そのため、他人が作成した謝罪文言を受諾するのはポツダム宣言のようではないか。政治的な謝罪でなく、委員会という場で不適切な発言をしたのであれば、首相自身が反省しているという旨を謝罪すべきではないのかと疑問を感じているため、異議を唱えたいと思う。

 

その他

政治家にとって不適切な発言をすることは注目の的にもなり、時として武器として使う場合もあり、また、揚げ足取りのように不適切な発言を過剰に仕立てあげる場合もあるため、一般的なヤジのイメージと分断しなくてはならない場合も存在する。