週刊文春が逆転勝訴 幼稚園での虐待めぐる記事

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週刊文春が逆転勝訴 幼稚園での虐待めぐる記事:朝日新聞デジタル

 

要約

週刊文春の記事で名誉を傷つけられたとして、幼稚園の運営法人と元職員が、発行元の文芸春秋に損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決が29日、東京高裁であった。

一審では、記事は真実と認められないとしていたが、高裁判決は園児の話を信頼できると判断し、また園の理事長らは虚偽の主張をしたと認め、園側の主張の信用性は低いと結論づけ、同社に支払いを命じた東京地裁判決を取り消し、幼稚園側の請求を棄却した。

 

疑問

最高裁へ上告するかどうか。

 

考え

問題となった記事には同園の虐待について書かれていた。当然、園側は隠したい事実であろう。虚偽の主張をし、名誉棄損を訴えたのであろう。しかし、あろうことか虚偽申告が明るみになり、園児の主張が通されることとなった。何とも情けない話だ。今後、偽証罪等に問われることとなるのかもしれない。

 

その他

民事裁判では証人は偽証罪に適用されるが、当事者は問われることはないようだ。