遺族年金訴訟 逆転敗訴の夫が上告 役割果たして

リンク

遺族年金訴訟 逆転敗訴の夫が上告  役割果たして:朝日新聞デジタル

 

要約

労働災害で配偶者を亡くした人の遺族補償年金の受給要件をめぐる訴訟で、夫にだけ年齢制限は憲法の平等原則に反しないと判断した大阪高裁判決を不服として、逆転敗訴した男性が29日、最高裁に上告した。

高裁判決は、配偶者の死亡後に生計を維持できない可能性は妻の方が高く、男女差には合理性があると判断した。

 

 

疑問

これは性差別に当たらないのかどうか。

 

考え

確かに男性と女性では金銭面で大きく違いが出るであろう。

しかし、それ故に補償年金額が変わるのはどうであろうか。合理的な判断でもあると思う。その一方で不合理に捉える人も少なからずいるのは事実。

平等というのは民主主義にとって難しい問題であり、今後の日本の課題ともなるであろう。

 

その他

妻のほうが生計を立てづらいのは男女共同参画社会基本法が守られていないという事実も関わっているとみられる。