青酸不審死事件、奈良県警も捜査加入 奈良で男性死亡

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青酸不審死事件、奈良県警も捜査加入 奈良で男性死亡:朝日新聞デジタル

 

要約

京都、大阪で相次いだ青酸化合物による連続不審死事件で、合同捜査本部は17日、新たに奈良県警も捜査に加わると発表した。2件の殺人罪で起訴された京都府向日市の筧千佐子被告と接点があった男性が奈良県でも死亡していたためである。千佐子被告は近畿を中心に過去10人以上の男性と再婚及び交際して死別を繰り返したといい、計8人の殺害を認めたとされる。ただ、起訴された事件以外は死亡時に遺体の司法解剖が実施されておらず、捜査は難航が予想される。

 

疑問

捜査を進めるとともに事件の被害者数が増えているので、まだ判明していない被害者がいるのかどうかが疑問である。

 

考え

まだ明らかになったわけではないが、おそらく被告の動機は金銭目当てであると推測されている。もし仮に被告がこれらの事件の犯人であるのであれば、非常に身勝手で人の人生を軽視した重大な歴史に残るほどの大事件となる。

また、この事件は長期にわたった連続殺人であるためデータが古く、中には他殺ではなく事故死と判断されたものもあり、捜査が難航するであろう。

日本は先進国の中でも非常に司法解剖率の低い国である。北欧の国などと比べるとその差は明らかであり、こういったことも犯罪捜査の妨げとなっている場合もある。ゆえにこうした事件をきっかけに司法解剖について議論を展開し社会全体が見直していくことが必要であると感じる。

 

その他

特になし