小樽4人死傷ひき逃げ、危険運転を否認 初公判で被告
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小樽4人死傷ひき逃げ、危険運転を否認 初公判で被告:朝日新聞デジタル
要約
昨年7月13日午後4時半ごろ、小樽市の市道で、飲酒の影響で前方を注意するのが困難な状態で乗用車を時速50~60キロで運転していたとされる元飲食店従業員海津雅英被告の裁判が29日、開廷した。
被告は『アルコールによって正常な運転が困難な状況ではなかった。その他の事実は間違いない』と述べ、危険運転致死傷罪については否認した。
疑問
被告は運転をするのに困難な状況ではなかったのか。
考え
元々、被告は過失運転致死傷などの罪で起訴された。しかしながら、その後、遺族から7万人分を超す署名が提出されたのを受けて、より罰則の重い危険運転致死傷罪に訴因変更された。
実際にこの被告は運転ができなくなるほどのアルコールを摂取していたのか。この点が大きく今後の判決にもかかわるであろう。
その他
正常な運転が困難かどうかといった点が争点となり、こういったものは数値などで表すことが難しいため、法律家の手腕次第である。