東武東上線で制服切りつけ15件 女子高生ら混雑時被害

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東武東上線で制服切りつけ15件 女子高生ら混雑時被害:朝日新聞デジタル

 

要約

26日、東武東上線の電車に乗っていた高校3年の女子生徒が制服のスカートを何者かに切られる被害に遭った。

4月以降、同線に乗った女子高校生の衣服が切られる事例がほかに14件起きている。いずれも制服のスカートやブレザーを切られていた。けが人はおらず、朝や夜のラッシュ時に集中している。

埼玉県警は同一人物による犯行の可能性もあるとみて、器物損壊事件として捜査している。

 

疑問

なぜ今回の事件は器物損壊事件なのか。

 

考え

刃物で制服を切り付けられたとあるが、この文面だけ見ると確かに器物損壊事件に見える。

 

しかし、刃物を他人に向けて切り付けるという行為は傷害未遂事件の可能性も捨てきれないであろう。

埼玉県警は他14件の事件も同様の事例だったため、傷害事件の線でないと判断したのかもしれないが、それは帰納法的な考えであり、また可能性は低いが同一人物の犯行でないと成り立たない。

何はともあれ、早く犯人が逮捕され、なぜこのような行為に至ったかが判明する日を待ち望んでいる。

 

その他

制服姿の女子高生と限られてはいるが、人物自体は不特定多数に被害をおよばせている。こういった犯人の心理は社会に対して嫌悪感を抱き、やり場のないいらだちをぶつけたものと、推察される。