信号機同時に青で事故、運転手に無罪判決

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信号機同時に青で事故、運転手に無罪判決:社会:読売新聞(YOMIURI ONLINE)

 

要約

2013年7月、神戸市東灘区で起きた大型トラックと軽乗用車の衝突事故で、重傷を負わせたとして大型トラックの男性運転手は無罪となった。

事故は東灘区内にあるK字形の変則交差点で発生。大型トラックが青信号で右折した際、別の道路から交差点に進入した軽乗用車と衝突した。

信号機の不備が事故の原因、現場の信号機が2方向から交差する車に対信号の設定上、切り替わる際に7秒間だけ同時に青となる不備があった。

 

疑問

どうしてこのような不備が残されたままであったのか。

不備を抱えた信号機は他にもないのであろうか。

 

考え

信号機というものは日本のみならず、世界中で使用されている交通を司る機械である。しかし、このことは信号機が正常に作動するということが前提である。

近代化が進む現代において、何よりも機械の進化それに伴う革新が行われてきた。あらゆる生活があまりにも多大な機械に囲まれ管理されている。そのためどうしても機械に対する絶大な信頼が潜在的に芽生えてしまっている。実際、不備を抱えたまま作動している信号機があるということを知りながら生きている人間なんてたくさんいるであろうか。おそらくほとんどの人々が信号機はまともに作動しないなんてありえないと思い込んでいるし、この事故を知り驚いているであろう。

一つ事例が浮き上がると他にも同じような事例が出てくるものである。早急に全国の信号機を点検し、安心できる生活を取り戻してほしいものである。

 

その他

兵庫県警は信号機の不備に対してコメントを発表しておらず、信号機の設定も未だに変わっていないという。今後、県警が訴えられることも起こるであろう。